決意文
「あなたは、さぬきJCが好きですか?」設立10周年を向かえた今、私は、皆さんにこう問いたい。
私が理事長をお受けすることを決めた大きな要因、それは「さぬきのみんなが大好きだから」という非常にシンプルな思いです。正直、JCに入会してからの12年間に理事長になろうなんて気はまったくありませんでしたし、そのための準備もできていません。そんな私が、理事長をお受けしようなんて非常におこがましいことだと自分自身でも思います。しかし、皆さんとの縁を終わらせてしまう事態を迎えることだけは、どうしてもできませんでした。不遜な私ではありますが、理事長を受けさせていただくことで、これからも皆さんとの縁を繋げていくことができるのならば、「この大役を一生懸命ただひたすらに頑張ってみよう。」と決意した次第であります。
しかし、そんな決意も時にゆらぐほど今のさぬきJCは重要な問題を多く抱えています。例えば、10年前160人近くいたさぬきJCのメンバー数も現在60人近くに減ってしまいました。1年間に10人ずつ減少してきたことになります。単純に考えれば後6年たてばメンバー数が0になる、なんてことはないでしょうが、メンバー数の減少は重要な問題の一つです。しかし、こういったさまざまな問題を乗り越えることができる大切なものがあるはずです。それはなにか?それはメンバー同士が「心を通じ合わせる」ことだと思います。メンバー同士の心が通じあえば、そこから信頼感や助け合いの心が生まれる。そうすれば、相手に認められ必要とされる。そういった繋がりでの活動は充実したものとなり、jayceeとしてだけでなく人間としても充実した幸せな時間を得ることができるのではないでしょうか。
もちろんそうなるためには、幾多の困難を克服しなければならないし、多くの対話と時間を必要とすることでしょう。しかし、私は自分も含め皆さんにはJC活動を行って行く限りは充実した時を多く過ごしてもらいたい。そのために、やるべき事をメンバーと一緒に考え行動して行きたい。それが、偽らざる今の正直な心境です。
2006年8月吉日 川ア 明則