TOP>2007年度理事長所信

2007年度事業方針
社団法人 さぬき青年会議所
第10代理事長 川ア 明則


基本理念
All for one . One for all .
新しい歴史の創造者となるために

基本方針
 仲間を想うLOM活動
他団体青年部との交流事業例会の実施
10周年記念事業の実施
香川ブロック協議会に対する変革への提言

スローガン
後悔、後に立たず
〜自らを灯火とし、失敗を恐れず行動しよう〜

〜創造の時代から自立の時代へ〜
1998年に(社)さぬき青年会議所は、この中讃地域に明るい未来を創造すべく(社)丸亀青年会議所と(社)善通寺青年会議所が、英断をもってそれぞれの歴史に終止符をうつことによって誕生しました。
私は、この黎明期に立ち会うことができましたが、その過程は決して安易なものではありませんでした。しかし、当時のメンバーは「英知と勇気と情熱」をもって、さまざまな試練を乗り越え新しい歴史の創造者となりました。
それから10年、私たちの活動エリアであるこの中讃地域は2市8町だったのが、平成の大合併により2市4町となり大きく様変わりしました。このことには私達も「合併の賛否を問う住民発議を目指した署名活動」や「合併後の首長選挙における公開討論会の開催」など変革の能動者として少なからず係わっており、街づくりの一翼を担うことができたと自負しても良いと思っております。
そういった意味でもこの10年は、さぬきJCや中讃地域にとって「創造の時代」だったといえるのではないでしょうか。
では、次の10年は何をキーワードとして活動していけばいいのでしょうか?
私は「自立の時代」ではないかと思います。この10年は過去の財産で乗り越えられたところがありましたが、後数年たてば人材も資金の面でも非常に厳しい事態を迎えることになります。けれど誰も助けてはくれません。自分たちの力だけで乗り越えていかなければならないのです。ある意味、より厳しい道程となることでしょう。しかし、立ち向かわなければなりません。もう一度、「英知と勇気と情熱」をもって次の時代の創造者となろうではありませんか。


All for one . One for all . 「ひとりはみんなのために みんなはひとりのために」 私の好きな言葉です。そして、今のさぬきJCにとって必要な言葉だと思います。
想像してみてください。当たり前のことですが、事業は一人ではできませんし、一人でできる事業に価値はありません。どんな事業も多くの仲間と協力しながらやり遂げ、達成した喜びを共有できることに意味があるのです。
乱暴な言い方になりますが、どんな事業を行うかということよりも誰と事業を行うかということのほうが大事なのではないでしょうか。
誤解しないでください。気の合うメンバー同士だけでやっていけばいいということではありません。異なった価値観を持った者が集まり、互いに研鑽し成長していくことが大切なのです。もちろんその過程にはさまざまの困難があり、意見の相違からの衝突もあるでしょう。
しかし、多くの時間と言葉を重ねることで様々な試練を乗り越えたとき、あなたはメンバーを必要としメンバーはあなたを必要とするはずです。
それこそが、JC活動での最大の喜びだと思います。

2007年度は、他団体の青年部にも例会などへの参加を呼びかけ、積極的に交流を図りたいと考えています。
皆さんは、今まで他団体の事業に参加し交流してみて何を感じましたか。私は、さぬきJCにない良さやさぬきJCにいないタイプの人材に出会えて大変刺激になりました。
こちらの事業に参加してもらうことで、さぬきJCの活動内容や意義を理解してくれる青年を増やしていく。そのような地道な積み重ねが、将来的にメンバー数増加に繋がっていくのではないでしょうか。
また、例会への出席率の低下ですが、例会内容を魅力あるものにする事も大切なことですが、メンバーに出席を呼びかけ続けることが、地道でも確かな道ではないでしょうか。
「来ないメンバーにどうやれば出席してもらえるか、その方法がわかりません。」例会への出席者数の低さが問題となったとき、ある委員長が悩みを投げかけてきました。こういった悩みを持っているということは素晴らしいことです。前向きに取り組んでいなければ、こういった悩みは生まれてくるわけがないからです。
しかし残念ながら、この悩みに対する明確な答えを持ち合わせていません。どんなに誠意を持って相手に接してみても必ずしも想いが伝わるとは限らないからです。
大切なのは、自分自身に後ろめたさを感じることがないよう全力を尽くすことです。そして、そういった責任感のあるメンバーが潰れてしまわないように、仲間どうしで支えあうことです。
 
初代理事長 伊原勝志先輩は、理事長所信の中で「私達はJCに“さぬきJCあり”と言われるより、中讃地域の市民に認知される存在を目指します。」と述べられています。
その言葉が表すとおり私たちは「自立した快適で活力ある中讃地域の創造」を目的としこの10年間活動してきました。
しかし、私はこうも思うのです。「この中讃地域のために活動していることで、逆に私達がこの地域に生かされている。」のではないのかと。
私達は、この中讃地域に生まれ、育ち、現在は経済人として暮らしています。言うなれば私達は、この地域に「根」を張り生きているのです。そして、地域という土壌が豊かでなければ花も咲かないし実も成りません。「根」を持たない者、故郷という「土壌」を豊かにしない者に未来はこないのです。
私は創立10周年記念事業を、私達がもう一度この原点を思い返し、また新たな一歩を踏み出すことのできる機会にしたいと思っています。

皆さんは、香川ブロック協議会についてどのように考えられていますか。
私は、昨今のブロック事業に対するメンバーの参加数の減少や消極的な意識にはブロックの存在意義の危うさを感じさせられます。皆さんはブロックを不必要だと思われているのでしょうか。いいえ、決してそのようなことは思われていないでしょう。
では、何故このような状態になってしまったのでしょうか。具体的に言えば「LOMの為にあるべきブロックが、ブロックの為にLOMが存在しているようになり、皆そのことの違和感に気づき不満を抱きながらも友情という言葉で片付けられている。」ということだと思います。最近のブロック事業に対する出席者数の低下などはメンバーの無言の反発ではないでしょうか。
例えば、ブロック事業というものは、年に1回でもいい香川県のために6LOMが結集するに足りうる事業を行うことができれば良いのではないでしょうか。
私はさぬきJCの代表者としてだけでなくこのような事態を憂えている一人のメンバーとして、メンバーが好感をもって必要と思ってくれるような香川ブロック協議会となるならば、今までの慣習から逸脱している意見であっても提言してきたいと思っています。


 〜後悔、後に立たず〜
 後悔には「何かをしてしまった後悔」と「何かをしなかった後悔」の二種類があります。この言葉は、私の心に残っているある本に書かれていた一文です。
前者は皆さんも充分経験があることでしょう。「あの時ああすればよかった」「あんなことしなければよかった」なんて思うことは良くあることです。
しかし、よく考えてみると「何かをしてしまった後悔」というのは、時が経てば薄らいでいくものであったり、その後の人生において役立つ知識を与えてくれるものだったりします。
その一方で「何かをしなかった後悔」というのは、永遠に答えの出ない、消えることのない悔いが生まれてきます。これこそ本当の意味での「後悔」と呼べるのでないでしょうか。
 JC活動の素晴らしいところは「何か行動を起こして失敗しても許される」ところです。
皆さん、40歳までの限られた時間です、恐れずに行動をおこしましょう。行動に「後悔」は生まれません。
さぬきJCの新しい未来の創造者となるのは他ならぬ私たち自身なのです。